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- フェニックス・ラボラトリー合同会社(略称:フェニックスラボ)は、2010年11月1日、野口壽一を代表としてベンチャー事業の研究・開発・実践を目的に創設されました。
- 合同会社は、2006年(平成18年)5月1日施行の会社法により導入・新設された新しい会社形態です。所有(株主)と経営(取締役)が分離された従来の株式会社と異なり、合同会社では所有と経営が一体化されました。これにより、身軽に起業でき素速い意思決定と小回りの利く会社経営が可能となりました。まさにベンチャーのスタートアップに適した会社形態といえます。
- コンピュータの歴史はダウンサイジングの歴史でした。神の座にいたメインフレーム(巨大コンピュータ)の性能を個人がパソコン(パーソナルコンピュータ)として手にするようになりました。パソコンと並ぶネットワークの普及は「情報」と「知」の独占にも風穴を開けました。
- このダウンサイジングの流れは、社会組織にも及びました。かつては大人数でしかできなかったこと、つまり大企業にしかできなかったことが、中小企業や個人ですら可能となりました。あるいは在宅者をネットワークすることで実行可能な仕事の範囲が飛躍的に拡大しました。
- 企業は社会の生産単位であり、価値創造ユニットです。巨大企業はグローバル展開を指向しマルチナショナル化しています。そしてますます規模を拡大し国際的に経営適地を求めて移動していきます。そのような動きの対極として、社会と価値創造ユニットのダウンサイジング化が同時的に進行しています。
- 新卒の高校生、大学生の「就活苦」が報じられています。40社、50社、中には100社受けたが受からない、という就活生の悲痛な嘆きがテレビ画面に映し出されています。博士課程を卒業した、いわゆるポストドクターの就職難はいわずもがなです。従来の右肩上がりの日本経済はもうもどってきません。安楽な人生設計を描けるような安定した企業職場を手にすることは大多数の若者にとってまず不可能な時代になったのです。
- 図らずもリストラされたり、定年退職したりした壮年層、熟年層も事情は同じです。
- 就職先がなかなか見つからないのは、就活生や求職者だけの責任ではありません。社会的、歴史的なトレンドです。40社も50社も就職試験を受けるエネルギーがあるのなら、人手不足に悩む中小企業を選択する道があります。エネルギーと少しの智恵があれば、中小企業にはいってその発展のために智恵と情熱を注ぐことができます。同輩や年配者と一緒に小さなビジネスを始めることもできます。必要なのは、自分の生活の糧は自分で稼ぐ、という精神です。
- いまや、日本全土でこの精神、すなわち、起業家精神がもとめられています。かつての「ベンチャーブーム」においてマスコミが煽り立てたような浮ついた起業でなく、自分の足で歩いて行ける着実な起業です。
- フェニックス・ラボラトリーは、このような社会経済情勢と、社会のダウンサイジングの流れに沿って、事業展開を行います。当社の事業展開の核はマイクロビジネスとミニベンチャーの支援と実践です。
- フェニックス・ラボラトリーは自らを合同会社として起業し、あらゆる世代のベンチャー事業の推進・支援の活動をとおして日本と世界の進歩・発展・平和のために貢献します。
- みなさまの一方ならぬご支援とご協力をお願いいたします。
フェニックス・ラボラトリー合同会社 代表
野口 壽一